■ リスニングについて                          How to listen

 
      「逆」のススメ


      英語を習ったら、映画は字幕なしで楽しみたいもの。          
     
      もし、聞き取りはニガテ、という場合、アプローチを「逆」
      にしてみませんか?

                       

      英語のリスニング・トレーニングというと、
      同じ文を「何度も何度もくり返し聞いて、聞き取る」という
      方法が一般的。しかも、テキストを見ないで。
      でも、それは



             英語を聞く           

               

        頭の中で知っている単語を
        捜し、当てはめる。




      という作業のために、英語の音をよく似た日本語の音に
      置き換えている可能性があります。推測している場合も
      あります。

                        

      の方法とは、

      2〜3回聞いても、もやもやして聞き取れない場合には、
      すぐにテキストやスクリプトを見て、


    1.どの文字がもやもやかを確認する。    

      単語ではなく、文字単位で!


    2.もやもやをその文字の音として覚える

       くり返し、徹底的に覚える!


    3.弱く速い語の感覚を覚える。

       聞き取りにくいのは前置詞や代名詞
       などの弱く、速く発音される語。
       強弱のイントネーションで覚える!




      なぜこの方法が効果的かというと、

      単語の数は何千、何万とあっても
      音の数はそう多くはなく、
      聞き取りにくい音は、もっと少ないから。

      そして、
      聞こえた音を文字に表せると認識しやすいから。
      しかも、応用力がつく。

                       

      ただし、効果的ではあっても、ナチュラルスピードの
      英語を聞き取ることは決してたやすくはありません。

      (ナチュラルスピードで言えることが前提。詳しくは後ほど。)

      映画「タイタニック」のセリフを
      音と文字、音と単語が一致するように聞き取ってみ
      ましょう。




  タイタニック・もくじ
 
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