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>英語とカタカナどう違う?
【重要】
単語の読み方
・アクセントがある母音 -- 強く、正確に発音する。
・アクセントがない母音 -- 弱く、あいまいに発音する。または、発音しない。
※日本人の弱点
1.アクセントがない弱い母音を強く発音してしまう。
2.弱い母音を強い音として聞いてしまう。つまり、英語の音を日本語の音に置き
換えて聞く傾向が非常に強い。知っている単語が聞き取れない原因の一つ。
■
アクセントが決め手!
それでは、スペルにつられてやすい単語でチェックしてみましょう。
これを読んでくれますか。
--- メロディー
ね。
それがローマ字読みです。
ネイティブの発音を聞いてみましょう。
---「メロディー」と言っている。
いいえ。大事なところがちょっと違います。
分かりやすいように、区切ってみました。
o
を、よ〜くく聞いてください。
---「メラディー」かな?
そうですね。
英語の単語は、アクセントのある母音を強く発音し、
アクセントがない母音はあいまいに発音します。
だから、
e
を 強く、
o
を あいまいに、です。
【注】
m, l
は強く発音する。
■
Practice
強い母音と、弱い母音の感覚をつかんでおきましょう。
会話にも、リスニングにも自信がついてきます。
強い母音
正確に発音する。
弱い母音
あいまいに発音する。または省略する。
単 語
ポイント
c
o
は、「コ」ではない。
a
を 強く発音する。
n
i
は、「ニ」ではない。
a
は発音しない。
a
を 強く発音する。
※弱い母音については「
スペルの読み方(2)
」を
参考にして下さい。
■
リスニングと「あいまい母音」の関係
あいまい母音のむずかしいところは聞き取る場合です。
--- 発音できれば聞き取れるのでしょう?
フツーはそうですが、この場合はスペルがからんでくるので、やっかいになります。
--- 話が見えにくくなってきたね。
では、実例でいきます。
初心者に次の単語を聞かせると、たいてい聞き取れません。
Q
この単語は?
「分からない」とか、「そんな単語は知らない」と言います。
そこで
スペルを見せると、
「わかったッ。アニマルだ」、と反応します。
--- だって、アニマルなんだから。
そこです。
「エァナモオ」という音を聞いて
「アニマル」という
日本語の音に置き換えてしまう、
それが問題なのです。
---
animal
を ローマ字読みするわけだ。
そうなんです。
--- で、どうするの?
先ほどの、区切った音を聞かせます。
次に、一つ一つの発音方法を確認します。
a
apple
の
a
。
n
舌の先を上歯茎に押しつけて「ン」と鼻に響かせる
。
i
あいまい母音。
m
唇を閉じて、「ム」と
鼻に響かせる
。
a
発音しない。
l
舌の先を上歯茎に押しつけて「ル」。
「オ」に近く聞こえる。
※ 発音のカタカナ表記は便宜上、というところでご理解下さい。
こうすると「あいまい母音」を聞き取れるようになります。
--- なるほどね。
もちろん、いろいろな単語でトレーニングする必要がありますが、
音を知ること、つまり発音が先です。
この場合、
あいまい母音を表す発音記号
を覚え、
あいまい母音を聞いたら
この
記号が思い浮かぶ
ようにする
といっそう効果的です。
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