Ans header
  >TOP  >難問クイズ
  
    
Q124
































出題者の解答

二人の場合
どちらか一人が、二つのコップに等量だと思うように分けます。
そのあと、もう一人の方が、多いと思う方を取ります。

三人の場合

三人を、甲、乙、丙、にします。
まず、甲が、三つのコップに、等量と思うように分けます。
次に、乙と丙が、その三つのコップの中で、一番少ないと思うコップを指差します。
二人の指差したコップが一致したら、そのコップが甲のコップになります。残る二つのコップで、二人で分けます。

さて、乙と丙の指差したコップが違った場合です。
この場合は、乙が、一番多いと思うコップから、二番目のコップに、等量になるように注ぎます。三番目のコップに触ってはいけません。

また、二番目のコップから一番目のコップに戻してもいけません。乙が減らしたコップをア、増やしたコップをイ触らなかったコップをウとしましょう。このあと、丙にコップを取らせます。
         
丙がアを選んだとき、乙はイ、甲はウを取ります。
丙がイを選んだとき、乙はア、甲はウを取ります。
丙がウを選んだとき、乙はア、甲はイをとります。

この場合、甲は、自分の思ったより増えているので、文句はありません。」
        【正解者】

1.aoki さん Feb 26, 2001 0:50

”コップABCとします。

コップAにだいたい1/3の量を入れて、その液面をマークし、
中身をコップBに移します。
同じ量をコップAに入れてコップCに移します。

残りをすべてコップAに入れ、マークした元の液面との差の
だいたい1/3を目安に新しい液面を決めてマークしなおし、
すべてのジュースを元の瓶に戻します。

コップAの新しい液面でジュースを量ってまたコップB/Cに配り、
また残りをすべてコップAに入れ、差を見てまた液面を調整します。
これを、誰からも文句が出なくなるまで繰り返します。

この方法なら、4人だろうが5人だろうが分けられます。

2.Tonkun さん Feb 26, 2001 2:33

「この前伊藤家の食卓でやっていたロールケーキを等分に切る
裏技のジュース版みたいですね。

問題2
3人を便宜上ABCと呼ぶ。
1.Aに自分の納得いくように分けさせる
2.BにAの分け方に不満があるか聞く

不満がないならなら・・・
3.Cが選択(AもBも納得してるからOKですね)
4.Bが選択(Aが納得してるからOKですね)
5.のこりがA

不満があるなら・・・
3.Bに不満のある2つを選択させ納得いくように分けさせる
4.Cに好きなものを選択させる
  (分配に加わっていないので先に選択しても公平)

【選択1】
もし、CがBの調整したカップ以外を選んだなら・・・
5. Aが選択する(BはイチャモンつけたからAより後になるのが公平)
6.のこりがB

【選択2】
もし、CがBの調整したカップの内一つを選んだなら・・・
5.Bが自分で調整した残りのもう一つをとり
  (でないともしBが調整していないほうのカップを選択するとA
  が文句を言うかもしれない。 もう一方のBが調整したほうは
  Bが手を加えてしまっているから)

6.のこりがA
  (これは元々自分で分けたカップだから文句は言えない)

解答書いているうちに、かなり酔っ払ってきてる・・・・
考えてる最初は酔うてなかったんですけど・・・」


3.Yellow Roof さん Feb 27, 2001

「”納得できるように分けるには”という問い方なので、
必ずしも等量に分ける必要はないと考えました。
確率論的に公平になればいいかと思われます。

まず、どちらでも好きなほうのグラスを選びます。
それぞれのグラスにジュースを同じ高さだけ注ぎます。
全部飲み終わったらグラスを交換して、同じことをします。
こうしてジュースがなくなるまで、グラスを交換します。
この場合はもちろん、少量ずつグラスに注ぐだけ、
公平になる確率が高くなります。

何回交換するか、最初にどちらのグラスを手にするか、
それは、運、不運なので、みんな納得します。
これは、問題1、問題2のどちらとも使える方法です。

ジュースを量るのに、一方のグラスしか用いない方法もあります。
この方法のほうがもっと公平です。

AとBのグラスということにしましょう。
最初はAのグラスの一定の高さまでジュースを注ぎます。
それをBのグラスに移します。
そして、またAのグラスの同じ高さまでジュースを注ぎます。
(印をつけるまでもなく、目印となる凸凹ぐらいあるでしょうね)

こうして、何回かは2人で等量ずつ飲むことが出来ます。
もちろん、Bのグラスに移したときにその高さを覚えておけば、
Aのグラスを量りに用いるのは初回だけで済みます。

こうして何回目かには、次の3つの場合が起こりえます。

1.2人分にきっちり分けてジュースがなくなる。
2.1人分のジュース + 1人分に満たないジュースが余る。
3.1人分に満たないジュースがあまる。

1.の場合はもちろん問題ないのですが、
2.3.の場合には、どちらか一方が1人分に満たない分の
ジュースをもらえるとしておけばいいのです。

2.の場合には損をしますが、3.の場合には得をします。
確立は半分ですので、公平です。

3人の場合も同じようにしますが、結果が違ってきます。

1.3人ともきっちり飲んでジュースがなくなる。
2.2人分のジュース + 1人分に満たないジュースが余る。
3.1人分のジュース + 1人分に満たないジュースが余る。
4.1人分に満たないジュースがあまる。

2.の場合には、Aさんが1人分に満たないジュースを飲む。
3.の場合には、Bさんが1人分に満たないジュースを飲む。
  Cは何も飲まない。
4.の場合には、Cさんが1人分に満たないジュースを飲む。
  これで、公平になります。

      2 3 4
    A ▲○×
    B ○▲×
    C ○×▲」

4.タイルコ さん Mar 1, 2001
「問2 本邦初公開、とありますが、すんません。
この問題が載ってるクイズの本。思いっきし持ってます(^^;)
んで答え知ってるんで、オイラが解答を見る前に考えた
案を聞いてください。

まず3人で、
「ジュースをつぐ人は、ついだ後に自分で好きなジュースを選
んでよい。但し他の2人からその人に対し文句がきた場合、
ついだ人の選択権は最後に回される」と言う約束を交わします。

  (ここで言う[文句]とは「~が飲みたい」ということです)

AとBとCの3人のうち、Aがジュースをつぐとしましょう。
そして約束通り、好きなジュースを選びます。

1.Aに対し文句がない場合、Aは決定されます。
  BもCも文句がなければ勿論決定しますが、
  Aに対してはなくとも、BはCに対して、CはBに対して文句が
  あるかもしれません。

  ・そのどちらかがあった場合、BとCの間で分配を行います。
   つまり問1と同じことをすればよいのです。

  ・両方があった場合は、BとCをとりかえればOKです。
   これで3人とも納得します。

2.Aに対し文句がある場合、Aの選択権は自動的に最後に
  回されます。

  そして文句があるのは、BかCのどちらかが(Aに対し)ある
  場合と両方が(Aに対し)ある場合の2通り。

  ・BかCどちらかがAに対して文句がある場合
   Aが選んだジュースとBかC(文句があるほう)のジュースを
   取り替えればOKっす。

  ・両方がAに対して文句がある場合
   この対処法としては、Aのジュースと、BかCどちらかの
   ジュースを使って問1の分配を行えばよいんです。

  勿論Aは分配が終わった後の残り1つです。
  ・・・とゆー案ですが、どないでしょう?出題者さん



     <<戻る                                
 
     <<難問クイズ もくじ                           
 Copyright (C) 2009 Yutaka UDA. All rights reserved. 著作物の無断掲載、転載を禁じます。