From Mr. ぷらむ Aug 31, 98 はじめまして。 ＨＰ、いつも楽しみにみております。 頻繁に更新されているので、訪問しがいがありますね。 最近はＨＰの構成に苦心されているようですが、頑張って下さい。 さて本題ですが、発音診断をお願い出来ますでしょうか？ 「30音でマスターする英会話」の本は購入させて頂いたので すが、今の実力を知りたいので練習前のテープの診断をお願い したいと思っています。テープの送付先をお知らせ下さい。 ４〜７月まで３ヶ月ほど、会社の制度で語学留学していまして、 そこのエクストラコースで発音のクラスをとりました。 英語は「子音だけの音があること」と「母音には14種類の発音 があること」などを教えてもらいましたが、実践的には実際に先 生が発音してそれを真似することくらいしかしませんでしたので、 あまり上達したような気がしません。 しかしそれ以来、発音を意識しはじめて、自分なりに英語らしく 聞こえるように練習しています。 具体的には日本語よりも低めの音で喋ることを心がけています。 そうすれば、少しは英語らしく聞こえるような気がするので。 話は変わりますが、日本語にどっぷり浸かった大人が、英語の 発音を会得するのには才能というものは関係ないのでしょうか？ たとえば、ものまねが凄くうまい人がいますよね。ああいう人たち は耳から聞いた音(？)をすぐ出せちゃう訳ですよ。そういう物真似 の才能のある人は英語の発音なんかすぐに会得できそうな気が しますけれど。udaさんはどう思われますか？ ちなみに私は似てる似てないは別として、物まねをするのが好 きです。では宜しくお願いします。 ■ 発音は才能ではなく、物理的な方法としてとらえています。 一般に、とりわけ英語教育界では英語の発音を抽象的にとらえ る傾向が目立ちますが、発音とは発声器官を使用した空気の振 動ですから、一定の方法に従えば一定の音声を発することは可 能です。 >具体的には日本語よりも低めの音で喋ることを心がけています。 そうすれば、少しは英語らしく聞こえるような気がするので。 ノドの共鳴音を出すコツをつかんでいるのだと思います。 物まねは才能と感性が命で、正確なマネではなく、雰囲気や デフォルメした「それらしさ」をかもし出す一芸です。そっくりでは あっても異なるものを再現しているわけです。 英語の発音は「らしさ」ではなく、れっきとした方法であること は前述の通りです。ただし、それらしくマネようとする姿勢は 正しい発音方法を習得する場合に役立つと思います。 >「母音には14種類の発音があること」などを教えてもらいましたが・・・ 複合母音を含めて、２０種類以上に分類する方もいます。 しかし、その多くは日本の口の開き方で発音できるので、 あえて発音練習しなくてもＯＫ、と考えています。 発音は単なる出発点で、他にやることが山ほどありますから なるべく無駄を省くべきだとも考えています。 From Miss F. 坂口 Aug 31, 98 診断ありがとうございました。 覚悟はしていましたが・・・やはりショックでした。 でも（今までできている振りをして！）誰にも聞けなかった基本を やり直すことで現状打破できそうな予感がしています。でも、おか しな話ですが一つ一つの音をトレーニングし、指導してもらうのは 私にとってはじめての体験です。 本日「30音でマスターする英会話」が手に入りました。 ｍとｎ、母音の開いた音car, all の区別が難しいです。 3日練習してから送らせていただきます。 ■ ショックにめげずに頑張って下さい。間違って覚えた（教えられた） 音を直せばいいだけですから。 From Mr. K. 嶋田 Aug 30, 98 本日は本当にありがとうございました。 発音に関してやっとスタート地点にたった気分です。 今日、特に思った、気づいたことは ・母音は口の形とノドの開閉ができていればちゃんと出る ・子音は息の出るスピードが速い ・子音は強く、素早く発音する ・鼻の共鳴音が非常に重要（Ｒの発音など） などです。 約２時間のトレーニングでこれほど変わるとは本当に驚きです。 まだまだ問題点は多いですが、「ノドの開閉」「鼻の共鳴音」 「息の強さ」などは大分感じがつかめた気がします。 まだ「頭で考えながら」発音してしまいますが無意識にできる ようになるまで「量」を重視したトレーニングを行っていきたいと 思います。 早速今晩から「30音でマスターする英会話」を使ってトレーニ ングしようと思ったのですが、帰りに寄った書店はどこも置いて ませんでした。ついてないです・・・ 明日他の書店もあたってみまして、もし無ければ注文します。 早く復習しないと忘れそうでコワイです。 ところで一つ質問があるのですが、ＨＰの「体験者のコーナー」の 阿知和さんのところに「リスニングにつなげるためにはスピード トレーニングが有効」と書いてありますが、「スピードトレーニング」 とはどのようなものでしょうか？ 本当にありがとうございました。 ■ カタカナ発音があっという間に日本人離れした発音になり、感心 しました。特にノドの開き方は完璧。課題は前置詞や冠詞などの 「弱い語」を弱く言う、自然なイントネーションを覚えることですが、 すぐにモノになりそうです。 >「スピードトレーニング」とはどのようなものでしょうか？ いろいろな映画を編集して作ったものですが、著作権の問題があり、 ここでは詳しくお伝えできません。 基本的には30音トレーニングで正しい発音をマスターした後で、 セリフをネイティブと同じくらいのスピードで言えるようにする トレーニングです。 ※ このお便りは「３人の体験記」にも掲載しました。 From Miss S. A. Aug 29, 98 「Lemonとレモン」 の項を読みました。 "m" は語頭にくれば鼻に響かせることもできるのですが、途中に あると難しいですね。 "l" と "m" がうまくできると今度は "n" が「ん」になっちゃったり。 それで思い出したのですが、もう10年も前のこと。 知人がジャズ歌手になるための勉強していて、 そのレッスンで英語の発音も直されていました。 どんなレッスンをするのかと聞くと、 「"my" はマイじゃいけないの。口をこう強く閉じた状態から "...mmmMy" ってやるのよ」など教えてもらいました。 それでその場にいたみんなで "mmmMy" の練習をしました。 今思えば、私の生涯初の(英語の)発音練習はこのときでした。 ほかにもそのレッスンでは、最初は歌に音程ををつけずに、 リズムだけに合わせて歌詞の練習をするんだそうです。 英語らしくするために必要なんでしょうね。 ■ "mmmMy"と「歌詞だけの練習」はとても有効だと思います。 From Mr. S. 田中 Aug 29, 98 ご無沙汰しております。相変わらず終電で帰ってく るような日々が続いています。 就職してから、発音に関して気ずいたことが幾つかあります。 先ず一つ目は、remote sensing業界ではおそらく一番使わ れる言葉の一つと思われるのが "earth observation satellite"です。 それぞれ「アブザァヴェイシャンヌ」「サラライトゥ」と聞こえます。 observation の n は心地よい余韻が残る感じ。 satellite の sate まさしくさらっと「サラ」と発音し、lliteの l をくどいくらいに出すのが何ともかっこいい感じです。 次に、最近では internet は最後のトッの部分はほとんど聞こえ ません。intのtの音がnに吸収されて、それを早く言っているので、 「イナァネットッ」と聞こえているのかなぁと、勝手に解釈しています。 最後に、昨年ワシントンに出張したときに、White Houseが、 「ゥワイラウス」と聞こえました。ただよく聞くとちゃんと Houseの Hの音も聞こえるような感じでした。 なぁ〜んて結構生意気に勝手な解釈をしています。 ところで、やっと夏休みをもらえそうです。 就職してから、毎年夏休みは海外に行って来ました。 これまでにスウェーデン、ニュージーランド、カナダに行き、昨年は チェコとオーストリアに行って来ました。 今年は9月5日〜14日まで、ベルギーとイギリスに行って来ます。 カメラとビデオを持っていくので、その間に撮った写真やビデオを 持って報告に伺います。 あっ、忘れていましたが、ホームページは週に2、3回アクセス しています。一番気になるのは、いろいろな方々から来ている メッセージです。みなさんいろいろあるんですね。 それでは失礼いたします。 ■ 世界各国歴訪、いいなぁ。そのうちにお供させて下さい。 From Mr. Y. I. Aug 28, 98 （Aug 24 絶対音感の Q and A に対して） こんなどこの馬の骨とも分からぬやからに、丁寧に回答していただいて 本当に感謝しております。そこで簡単ではありますが、もう少し私自身 のことを説明します。 私は現在、某出版社の編集長をしております。 中学、高校、大学と、学生の頃に日本の英語教育に疑問を感じていた 私は結局、学生時代は英語の勉強をせずに、わざと（？）最低な成績 をとり続けました。 そこで大学時代に、最善の英語学習法を自分で見つけようと１年間 休学して、アメリカに留学をしました。が、１年ぐらいで何も分かるわ けもなく、ただ英語を生かそうという安易な理由で今の会社に就職し たのです。 そんなおりにUDA様のホームページを見つけ、非常に素晴らしい学習 法だと感心しました。どうやらUDA様も日本の英語教育を憂いているご 様子でしたので、思わずこんな私事をかいてしまいました。 長々となりましたが、またいろいろと質問することもあると思いますので、 今後ともよろしくお願い申し上げます。 ■ 「興味深い質問」、納得いたしました。 >英語教育を憂いているご様子 おっしゃる通りです。 From Miss ヒラノ Aug 28, 98 （この Q and A は Aug 24 から続いています） こんにちは。ヒラノです。 80パーセント以上の単語にあてはまるということでしたが、 searchとか、determineとかは例外でしょうか。 スペルの原則は強く発音する母音のみとか、そういう決まりは ありますか？ 母音が２つ以上でてくるものは、そのどちらにもあてはまるのでし ょうか。 よろしくお願いします。 ■ スペルの原則は、英語全体では80パーセント以上の単語に当て はまると思います。しかし、受験英語は紛らわしいモノを揃えるので、 その場合のパーセントは下がるかも知れません。 > searchとか、determine とかは例外でしょうか。 母音＋ rの場合、 (1) 先頭の母音がa ならば開く音、 (2) a 以外ならば狭い音 が原則です。 だから search は heard, learn の仲間、狭い音です。 一方、 hard, farm, park は a で始まっているので開く音です。 ※こう整理すると、見て発音が分かるでしょう？ もし、ear, ar を正しい音で覚えていると、ひらがなと 同じように文字から音が聞こえてくる感じになります。 また、search の ear は er と同じ発音を表し、 early, earth, earn, earnest の仲間です。 つまり、原則通りです。 このように、特定の文字の組み合わせで発音が決まっている モノもありますから、少しずつ覚えていくといいでしょう。 ※ 恐らく、唯一の例外が heart で、e で始まっていますが、 hard の ar 同様に開く音です。 > determine は例外でしょうか。 determine は ラテン語の de + termin が語源で、原則通りです。 語尾の e を考えると i の発音は例外となりますが、少数派ですから、 覚えてやって下さい。 > スペルの原則は強く発音する母音のみとか、そういう決まりは ありますか？ アクセントのある、強く発音する母音を中心に考えて下さい。 このアクセントだけはしっかり覚えなくてはなりません。 実際の発音を聞いていると、覚えやすいですけど・・・ > 母音が２つ以上でてくるものでは、そのどちらにもあてはまるのでし ょうか。 ??? 実例を挙げて下さい。 From Mr. 松川 Aug 28, 98 合格通知ありがとうございます。すごくうれしいです。 やっと英語の音の世界に一歩を踏み入れた！ という感じです。 今回のテープは、正直なところ自分としては電話で直接指導まで していただいたにもかかわらず、あんまりうまくなってないなあ、と 感じていました。よし、これが開いた音だ！！こうすればいいんだ！ がつかめていなかったので、自分では納得いかない、と書いたの です。 Ｕｄａさんのアドバイスをもとに、開いた音の出し方を確立させたい と思います。 再度テープを送らせていただきます。辛口の診断よろしくお願いし ます。 目標は音だけ（だったら）ネイティブ！ですので・・・ ■ 私もほっとしています。目標達成のためには、発音だけではなく、 イントネーションも加えて下さい。 実際に会話をすることがベストですが、Stage 3 や、まとまった文章 で練習すると早く仕上がります。 |
頂いたメールは編集の上、掲載可能と判断させていただき ます。掲載を望まない場合は、その旨を明記して下さい。 |
