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お便り・39

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    From Uda                               Dec 31, 2001

    415637th さんはどなただったのでしょう?
    本年の200,000th Visitor だったのです。
    ぜひ、ご連絡を!


    From aragorn さん                        Dec 30, 2000

    なんでも今年は大晦日に「送り火」(<-大文字のこと)だそうです。
    「それちょっとちゃうんちゃう?」と思ってます。
    (訳:「それは少しおかしくはないですか?」)

    「年越しそば」より「おとし」を食べたくなってしまいます。
    冷酒できゅぅ〜っと。。。

    (念のため。
     「おとし」=「はもおとし」:はもを湯引きして冷水でしめたもの。)

    *** 「実戦的リスニング・クイズ」のボタンについて

    [前の10件]ボタンをクリックすると大きい番号のものが、
    [次の10件]ボタンをクリックすると小さい番号のものが表示されます。

    [前の10件]ボタンと[次の10件]ボタンをクリックしたときの
    動きが逆ではないでしょうか?  ---> 私、勘違いしてますか?

    *** ここからは雑談

    「実戦的リスニング・クイズ」の解答だけ見ていたら、映画のシーンを
    思い出してしまいました。  # DVD持っています。

    Q23 の Get in. はNeoが電話で呼び出されて車に乗るシーン
    だったと思います。(agentsに捕まったあとのこと)
    どのように訳されていたか覚えていませんが、このフレーズ、
    車に乗るシーンだとして、状況や人物設定によっていろいろな訳が
    考えられますね。

    たとえば文字にするだけでも、
    「乗って」、「乗りなさい」、「来て」、「こっちよ」、「早く」、「どうぞ」、
    「さあ」。。。
    翻訳って難しいですね   では。

    ■ ボタンは動きが逆ですが、CGI プログラムなので直せないのです。
    開き直って --- 逆でお願いします!


    From あいはらさん                        Dec 29, 2000

    UDAさん、お久しぶりです。

    最近、30音英語革命(以下革命)のトレーニング効果を実感しています。
    私はPart 1が終わった時点ですが、効果としては、リスニング力が上がった
    とは断言できませんが、英語のダイナミックなリズム、イントネーションが実
    感できるようになった感じがしてます。

    英語を聞いていて「生き生き」感じられると言うか、英語の文字にイントネー
    ションという息吹が吹き込まれているのを感じられるようになったという感じ
    でしょうか。

    Part 1の Lesson10 くらいのちょっと長めの文を、一気にイントネーションそ
    のままで言えるようになったときは快感ですね。

    できらば革命次回作で、イントネーション上級編ということで Lesson 10 の
    例文より長め、あるいは2〜3文くらいの固まりを一気に言えるようなトレー
    ニングを盛り込んでもらうと、英語を聞いてそのまま理解できる基礎ができ
    ると思います。

    もちろん、市販の教材でも革命のトレーニングを元に応用することも可能で
    しょうか、UDAさんに自然な英文を自然なイントネーションと目からウロコの
    解説をいれてもらって出版してもらうと嬉しいな。

    「30音でマスターする英会話」は、英語会に発音という切り口で、私に英語
    学習の新たな視点を与えてくれた、名著ですが、効果としては革命の方が
    すぐに実感できたように思います。

    学習の順番としては、
    「30音でもっと話せる英会話」で個々の発音をマスター
        ↓
    「30音英語革命」でイントネーション

    というのが王道でしょうが、重要性としては、
    発音(3)対イントネーション(7)くらいの比率ではないかと思っています。

    個々の発音をマスターした段階では、劇的なリスニング能力の向上は
    実感しにくいですが(少なくとも私の場合)、次のステップとして、イントネー
    ションをマスターするとリスニング力が劇的に向上していることを実感でき
    ると思います。

    後は、個人でネイティブは話す思考のロジックや正しく音(イントネーション
    含む)を取れえられているのですから、すぐにイメージとして脳に落とし込
    んで理解するトレーニングをやる段階で完成されると考えています。

    それではUDAさん、良いお年を。
    UDAさんにとって21世紀がよい世紀になりますように。

    ■ 中身の濃いメールをありがとうございました。
    発音:イントネーション=3:7 は妥当だと思います。


    From Kyon さん                        Dec 24, 2000

    こんにちは。kyonです。
    書店に注文していた「30音でマスターする英会話・発音編」が手に入りました。
    とはいっても、年賀状、大掃除、そしてママを独占したがる子供に阻まれかな
    り練習する時間が減ってしまいました。

    今まで、食事の支度の間が私の発音練習できる時間だったので…
    一日にして大体3〜4時間といったところでしょうか。
    (夜は2〜3時間何かをしながらイヤホンで聞くだけです。子供が寝ていては
     声も出せません。)
    ところが、その時間、子供が童謡を聞きたがり…。現在一日で30分〜1時間です。

    おかげで英語に対する欲求不満がつのる一方です。
    そして急がしい年末…。(涙)

    でも、負けません。童謡を歌いながら、ネイティブが歌っているイメージで
    共鳴音、鼻音、子音を強く出してみたりしていました。
    (意識しないとなかなか共鳴音や鼻音はでないものですね。)
    子供向けの英語の歌のレパートリーは7〜8曲あるのですが、
    子供がリクエストくれるのは日本の童謡ばかり。

    今日、ちょうど夕食の準備をしているとき、子供が1時間半ほど昼寝?(夕方寝?)
    をしてくれたのでその間に「30音」の前からやっている英語の学習テープを
    やってみたところ、私の英語が30音を手に入れる前と違った感じで耳に響いて
    きました。共鳴音が出てきているということなのでしょうか。
    英語でこの響きが自分で出せたとき、心地のいい響きとでも言いましょうか。

    口の中の上のあたり(上あごというのでしょうか?)が自分の息で暖かくなるよう
    な感じ?
    自分の息が口の中でころがってるような感じ?
    表現しにくいのですがそんな感じです。
    特にRの発音が入ってくると、ころがる感じです。
    ただ、まだ油断すると鼻音を忘れていたり…。
    (和田あきこさんのわらって許しての真似をイメージすると、なぜか鼻音・共鳴音が
     出やすいのです。)

    「30音・発音編」買って、ほんとに、ほんとによかったです。
    たった10日で発音にすこし進歩が感じられたのですから!

    中学の時に30音があったらどんなに楽しく英語を勉強できたでしょう。
    30音を子供が聞いて「んのおぅ(No)」と繰り返すのを聞いていたら、うらやましく
    思いました。
    「あぁ、この子は将来英語学習において、きっと楽しんで出来るに違いない。」と。

    いろいろ書いて長くなりましたが、
    「上達の気配あり!」ということで嬉しさのあまりご報告まで。

    ■ お子さんと英語を楽しむ。いいですねぇ。


    From NKさん                        Dec 18, 2000

    30音ビデオ、届きました。ありがとうございました。
    私は米国本社の日本法人で働いています。
    読み書きは全て英語の環境なので、恵まれていると思いますが、
    電話や会議はほんとに苦痛です。帰国子女や留学経験者をうら
    やましく思います。

    仕事うんぬんの前に、英語が出来ることで評価が全然違ってくる
    ことに愕然としました。仕事をするための手段と思っていましたが、
    英語でコミュニケーションができて、それから仕事なんですよね。

    本屋さんでこの本を見たとき、すごく興味を持ちました。
    なんでもそうですが、毎日続けることは大変ですけど、
    頑張って練習します。

    ■ キビシイ現実を何とか切り抜けてください!


    From すずきさん                      Dec 14, 2000

    先日お世話になりました。
    ご指導いただいて、今までの練習がいかにいい加減なものであったか
    がよく分かりました。容赦ない厳しいご指摘、少なからずショックを受け
    まして、ここ2、3日落ち込んでおりました。

    しかし、思い返してみると、楽器なんかでこれまでに指導を受けてきた
    経験のなかで、上達・向上のために一番役に立ったのは、欠点をビシ
    ッと直していただいた先生や先輩たちのアドバイスだったような気がし
    ましす。今でも、何かにつけて支えとなっているのは、妥協を許さない
    厳しいレッスンから学んだことです。

    「30音」との出会いが、私のこれからの英語学習の指針となることを確
    信しております。これからどんな風に勉強していこうか、いろいろ思案し
    ている最中ですが、まず、ガンガン声を出して充実感に浸っていた、間
    違った練習を改め、お手本を一音一音よく聞くことから始めたいと思い
    ます。合わせて、「30音ビデオ」でロの形や響きをものにしていこうと考
    えています。
    これからも、テープ診断等で、引き続きご指導をお願いいたします。
    それではまた。

    ■ とても恵まれた声をしているのですからもう一頑張りでしょう。


    From こーきさん                      Dec 12, 2000

     私は現在カナダに留学しておりまして、こちらに来て
            おおよそ8ヶ月になります。
    
    「30音」のページを読ませて頂くにつれて、「そーだったのか」と思わされるこ
    とが山のように出てきました。特に「会話とは一見、関係がないように思える
    発音練習が重要」というのはまったくその通りだと私は思います。
    (こちらにおられる他の方にはなかなか賛同して頂けないのですが。)

    またこちらに来て直ぐに「お前は子音が弱いので強調した方が良い」と言わ
    れました。これも「30音」のWebページに書いてあることそのものです。
    留学前にこのWebページを見つけていればと、それが悔やまれてなりません。

    早速「30音でマスターする英会話」と「30音でもっと話せる英会話」を妻に頼
    んで日本で買って送ってもらい、毎日練習しております。
    ここバンクーバーは移民が多いためか、また大学院は留学生が大半を占め
    るためか、私が話すことはほとんど聞き取ってくれますし、プレゼンテーション
    であれば、もちろん一音一音が聞き取れるレベルにはまだありませんが、
    ネイティブスピーカーの英語はおおよそ理解できるようになりました。

    ところが、テーブルを囲みコーヒーを飲みながらの会話になりますと、とたん
    に彼らが何を言っているのか分からなくなります。意味がわからないという
    レベルではなく、アルファベットとしてすら理解することが出来ません。

    おそらく個々の本当の音がまだ完全には理解できていために、他の音と繋
    がってしまうと、それぞれの音を識別できなくなってしまっているのだろうと
    思っています。私の場合、特にR,M,N,Lが問題のようです。ビデオでこの辺
    りがはっきりすれば、彼らともっと話が出来るのではないかと、期待してい
    ます。

    ■ 発音をある程度仕上げた後に、ナチュラルスピードで話す練習をすると
    聞こえる量は増えるでしょう。


    From インターネットT・VキャリアUP学院さん          Dec 12, 2000

    突然のメールにて失礼いたします。
    当社は仙台のインターネットT・VキャリアUP学院(http://www.sikaku.ne.jp
    と申します。貴殿のサイトを拝見させていただきました。
    下記の件についてお願いいたしたく、メールをお送りしました。
    ぜひ、一読の上、ご一考ください。

           リンク許可のお願い

     この度貴殿のホームページを見させていただき、ぜひ当社のホームページの
    リンク集に貴殿のホームページのリンクを貼らせていただきたくメールを送り
    ました。当社のホームページでは資格情報を総合的に扱っており、特に資格受
    験者の情報交換広場「資格の国」では活発な意見交換が行われています。ぜひ
    一度当社のホームページに訪れていただき、リンクの許可をいただけるようよ
    ろしくお願いします。
    もし許可をいただけるようであれば返事はいりません。許可をいただけない
    場合だけメールで知らせてください。よろしくお願いします。

    ■ リンクはどんどんお願いします。


    From ヨシさん                              Dec 11, 2000

    はじめまして。
    最近英語にいきずまり、いろいろなサイトを探検していたところここに
    たどり着きました。初めてお邪魔させてもらったところ、偶然にも 407777 
    をGETしました。 ・・・が。
                                             
                 Since   June 1,

    早速カウンターのコピーを試みたところ、無残にもこの結果だけが残りました。
    いきなりビデオを購入したいのですが、ラッキー7が4つもあればかなり幸運
    があるのではと期待しているのですが如何でしょう。

    PS: 添付のカウンターは取り込みに5〜6分もたもたしているうちに3つほど
       進んでしまったものです。 
 
    ■ 下4桁の分だけ、少々幸運があるでしょう。後は相談の上。


    From おおもんさん                           Dec 11, 2000

    おおもんです。
    この度、英検準1級に合格しました!
    とてもうれしいです。

    5月の録音セッションでは、多少なりともあった英語に関する自信がこな
    ごなになり、親にも言われたことのないようなひどい言われ方をされた本
    (世間的には「30音英語革命」というらしいです(^_^;)) が、日本中の本屋で
    簡単に買えるようになっているようですが、すべて自分のこやしになって
    いると思います。

    Udaさんと会えて、本当に良かったです。30音英語革命もやっていて、ちょ
    っと前からリスニングが昔より随分楽になり、TOEICや英検で使われる英
    語がだいぶ楽に聴けるようになりました。まだまだ、要修行なのですが、
    単語でなくて、文章で捉えることが出来るようになってきたのかなぁ、と思
    っています。

    また、面接などの心構えとして「おおもんさんはインパクトのある人なんだ
    から、それを押し出して臨めばいいのですよ」と言って頂きましたが、準1
    級の2次試験でも実施しました。
    お蔭様で、アティチュードは3点満点でした (^_^)

    ではでは。
    今後も修行は続けますので、変わらぬ、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ、
    よろしくお願いします (_o_)

    ■ 合格、おめでとうございます!!
    (それにしても、ずいぶんヒドイことを言ってる本があるとは!)
    ※チャットへのご参加、ありがとうございました。


    From ゆかさん                           Dec 7, 2000

    Uda 様こんにちは。
    この秋に英検1級を1次から受け直しましたが、2次までストレートで
    クリアできました。

    2次の面接のときはUda さんに頂いた”smile”のアドバイスが役に立ち
    ました。前回2点差で不合格になったときのほうが、今回と比べ、スピ
    −チの構成、時間配分とも良かったのに、無事合格できたのは、30音
    トレーニングと smile 作戦のおかげです。

    本番では笑顔を絶やさないよう心がけたのが見事当たりました。
    本当にありがとうございました。

    ■ 待望の英検1級合格、おめでとうございます!
    良い新年を迎えられそうですね。


    From 竹内さん                          Dec 7, 2000

    突然のメールで失礼いたします。 
    現在、私はヒッポファミリークラブ(http://www.lexhippo.gr.jp/)という多言語クラブに
    所属しており、英語に加え数カ国語を学んでいます。
    その中で、独特な方法で言語習得を目指しているのですが、uda様のホームページ
    からいろいろな示唆を発見することができました。そこで、下記のような雑文を制作し、
    私のホームページ(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/4849/)
    に掲載するとともにuda様のHPへリンクさせて頂きたく思い、そのご許可を得るため
    にメールさせて頂きました。

    =======以下 掲載予定原稿========

    以下は、いろいろな人の話を読んだり、聞いたりして考えた、私なりの音の網の目の
    解釈です。

    まず、私たちの頭脳が言葉を処理する過程ですが、音声として母国語にはない音が
    入力された場合には自動的に雑音として処理してしまうそうです。たとえば雑踏の中
    で人と会話しても、相手の言葉を聞き取ることが出来ますよね。考えれば不思議なこ
    とだと思います。さてこのことは、どうして可能になるかというと、脳の中にその音に反
    応する部分ができていないことによります。つまり、日本人でいうと、日本語の音にだ
    け反応する回路ができあがっているということなのだそうです。。

    「英語と闘うぺぇじ」の阿知和さんによると、脳には言葉としての音を認識する部分が
    あり、「あ」という音が聞こえると、脳の中の「あ」担当者が「聞こえたよ!」とアクティブ
    になります。日本人の脳には「あ」担当から「ん」担当まで50音+?(濁点等)分の担当
    者が住んでいて、たとえば「いぬ」という音が聞こえたとき、「い」担当者と「ぬ」担当者
    が順番にアクティブになるのだそうです。

    では、他の国の人々の頭の中はどうなっているかというと、それぞれ英語回路、フラン
    ス語回路、韓国語回路ができあがっているのです。これが、日本語の網とは違う角度
    で交錯してくる他の言語の網です。

    さて、以下も阿知 和さんのページから引用ですが、普通に日本語を聞いているとき
    には日本語(カタカナ)回路だけで全く問題なく機能します。ところが、外国語のよくわ
    からない音が聞こえてくると、どの担当者が「聞こえたよ!」とアクティブになっていいの
    かわかりません。そこで日本語しかないカタカナ回路はどうするかというと、日本語に
    ない音が聞こえてきたら、雑音として無視するか、カタカナ回路が一番近いと判断した
    カタカナの音を認識する部分を無理矢理アクティブにして聞いたつもりになっているの
    です(同化作用というそうです)。ですから英語であればLとRなども、ラ行の担当者が
    なんとかこじつけて反応しているので、聞き分けられないし、発音も区別できないので
    す。

    (もちろん英語圏の人たちの頭の中にはそれぞれL担当、R担当の担当者がいますか
    ら、彼らにとってこの2つはまったく別の音として認識されています。だから、来日した
    英語教師たちは、「日本人はなんでこんな別々の音が区別できないのか」といって驚く
    わけです)。そしてこの状態がいわゆるカタカナ英語(外国語)の状態なのです。

    "light"も"right"もこのカタカナ回路にかかると「ライト」に変換されてしまいます。このよ
    うにカタカナ回路がオンのまま、いくら知識としての外国語を詰め込んでも上達はしま
    せんし、いつまでたっても聞き取れない、話せないということになります。

    では、これを解決するにはどうしたらいいのでしょうか。残念ならが即席に「はい出来
    上がり」という方法はないようです。どうも、物理的にある時間(かなりな時間)、そうし
    た音を聴くしかないようです。(一説によると外国語をマスターするために必要な時間
    は約900時間だそうです。)しかし、近道はあります。答えは、普段からそうした日本
    語にない音(外国語)が聞こえてくる環境を作り、その上で今度はその音を正しくそっ
    くりにまねて発音することを繰り返すことです。正しい音を発音できるようになる過程
    で、頭の中にその日本語にない音を正しく認識する部分が形成されるようになります。
    (阿知 和さんの「英語と闘うぺぇじ」、および國弘正雄
    [編]「英会話・ぜったい・音読」講談社、等より引用)

    そうすれば、英語なら英語特有の音、フランス語ならフランス語特有の音が音が聞こ
    えてきたら、カタカナ回路ではなく、その音を正しく担当する部分がアクティブになるよ
    うになります。これが、英語の網の目、フランス語の網の目などを加えていくことに他
    なりません。

    そして、網の目が密になると(頭の中にある音の担当者が増えると)、こんどは新しい
    音を聞いたときに、カタカナ回路だけの時よりも、より近い担当者がアクティブになれ
    ます。もしくは全く違う言語の担当者のなかに同じ音を担当できるものがいるかもしれ
    ません。これが、1つ目よりは2つめ、3つめとなるに従い、言語習得が容易になって
    いく理由の1つでしょう。そして、なぜ多言語の同時修得なのかという問いに対しては、
    頭の中に1つの言語の担当者を作るのも、数カ国語分同時に作るのもそんなに差は
    ないからではないでしょうか。もしそうなら、同じ7カ国語の担当者を作るのに、ある言
    語を先にやって、それが終わってから次、というように進むより、一斉にやった方が、
    結局は早いでしょう。

    そうです。ヒッポの方法です。普段からテープを流しておいて、テープそっくりにまねて
    歌う。まさしくこの方法です。さらに、このテープを歌うという行為には、もう一つの副
    産物があります。

    人には、言葉を受け身的に理解する言語理解領野(ヴェルニッケ中枢)と、言葉を能動
    的に使うことを担当する言語運動領野(プローカー中枢)なるものがあるのだそうです。
    そして、言葉がちゃんと話せるためにはこの2つの中枢の間の連携が密であることが
    必要です。言語習得の過程では、この2つの中枢間の信号の行き来を活発にしてやる
    必要があります。そのための方法としては、暗唱(テープを歌う?)や音読があるのだそ
    うです。繰り返しあるまとまった意味のある一連の部分を発音していくということは、頭
    のなかの言語の知覚領野と運動領野という、言葉を聞いて(あるいは読んで)理解する
    部分と、言葉を発する部分との相互作用を活発化させ、言語の記憶を定着させる効果
    もあります。また、英語なら英語特有の言語構造、フランス語ならフランス語特有の言
    語構造を知識としてではなく、いわゆる語感として内在化(単に知識として(知的記憶)
    ではなく、運動記憶として自分の中にしっかりと取り込まれ、定着することをいうらしい)
    させるとになるのです。
    (國弘正雄[編]「英会話・ぜったい・音読」講談社、より改変して引用)

    たとえば、日本語ならいわゆる「てにをは」の使い方に迷ったりはしませんし、違った使
    われ方をしたり、されたりすると、文法がどうのこうのという前に、「なんだかおかしいな」
    という感じがします。これが、いわゆる語感です。ヒッポの方法は、文法という方程式で、
    言語を分解していくのではなく、その独特な方法によって、この語感を育てていくところ
    に特徴があるように思われます。

     ヒッポの歴史の中で、当初、テープだけ聴いていたときには、あまり目立った成果が
     上がらず、「歌う」という方法が一般化してから、入会歴が浅いにも関わらず、どんど
     んしゃべるひとがでてきたという話をどこかで聞きましたが、上述してきたことをその
     まま示しているようにも思えます。

     以上、しったかぶりの独り言でした。

     参考資料:
     阿知 和さんの「英語と闘うぺぇじ」
      http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/1142/
     30音でマスターする英会話
      ■ スゴイまとめ方に驚きました。「30音」のページはまるでよそのページの
    コピーのようになってしまうんですね!!
 


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