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   よくあるQ & A

   Q: 英語のイントネーションがよく分からないのですが。

   
A: 強弱や抑揚、つまり英語のメロディーです。

   Q: それは知ってる。言われなくても分かってます。

   A:
じゃあOKですね。

   Q: ところが、そこがよく分からない。

   A:
???

   Q: 英語をどう読めばいいのか分からない。

   A:抑揚をつけて強弱をくり返せばいいんですよ。

   Q: あのね、それが分からないって言ってるの!
  
   A:
「やさしい音読講座」(1)〜(7)をやってみましたか?

   Q: 読んだことは読んだ。
理解もした。

   A: 理屈が分かったら実践しましょう。
     あの、音読って声に出して読むんですよ。


   Q: そんなことは言われなくても分かってます。

   A: では、強弱に気をつけて Our life here is not bad
     
を読んでみましょう。

   Q: え〜、あの、どこを強く言ったらいいのか・・・

   A: 意味の中心になる語、です。

   Q: それも分かってはいるけど、じゃあ、どれにしよう?

   A: ・・・
     とりあえず、お手本を聞いて、マネてください。

   Q: ま、そうしてみましょうか。


            
*   *   *

    ・・・ということで、強弱の見当をつけてみましょう。

    Our life here is not bad, but we have a lot of
    problems, and they come from the 20th century.

    これは 音読 Text 4-1のテキスト。黙読しながら、強い単語、弱い単語を
    区別してください。

   音読 Text 4−1   答え
  Our life here is not bad, but we have a lot of
  problems,
and they come from the 20th century.
   ※太字の単語を強く発音する。

 解説

心得相手が分かるように、強弱をハッキリとつけて声に出す。
  Our life here is not bad,  

   Out は高めの声で言い始め、bad まで
   一語ずつ、細かく波打ちながら下降する。

   life を強く、上げ調子で。here は下降しながら軽く is につなげる。
   not bad
は共に強いが、bad の最後は下げる。
   
   文全体としては、「悪くはない。しかし」と続ける口調で言う。

  but we have a lot of problems,

   一語ずつの強弱、抑揚はぜひ身につけたい。
   何となく平坦になってしまう、という場合は、強い語を強調し、
   弱い語を極端に弱くいうと”感じ”をつかみやすくなる。

   「困っている」を伝える口調で言いう。


  and they come from the 20th century.

   
細かい変化を耳で覚えてから声に出すこと。
   and は強すぎないように。


   they come -- 「イントネーションが分からない」、という人は
             この2語を

   ・「一音ずつ変化させるお手本」、としてマネる。

       ↓ 言えたら

   ・Our life に戻り、もう一度、全体を聞く。

       ↓ すると

   ・細かい変化が更にハッキリ聞こえてくるはず。

       ↓ それを再現すれば

   ・あなたの音読はたちまちレベルアップ、という
    ことになります。


               
*   *   *

       
※内容を確認したら、テキストを見ないでお手本を聞く!
        
 そして、 音で覚える!!

 まとめ
   文字の説明はややこしいのですが、結局、強弱、高低をくり返すコツ
   をつかめれば合格!
 暗唱して仕上げてください。

   できれば、誰かに語ってみてください。あいにく相手がいない、という
   場合は録音し、自分で確認してください。

 書き取ってみよう!
       それでは、次の音読 Text を聞いて、書き留めてください。

   音読 Text 4−2

                                     ・・・ 続きは次ページで。
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