同ソフトでは、英語を聞き分ける際にキーとなる、母音13音と子音9音をインプットすべき「ターゲット音」として重点的に学習する。
日本語には、母音が「あ」「い」「う」「え」「お」の5つしかなく、このことがひとつには日本人が英語を聞き分けること、たとえば「bag」と「bug」の聞き分けを難しくしているという。
同ソフトは、この点に着目し、英語の音が「わかる」から「聞こえる」ようになることを目的にプログラムされている。
ネイティブの発音を
口の形と動きで確認
「基礎編」では、同じ単語を違う人の声で聞き、クイズ形式で理解度をチェックする。「基礎編」と完全連動する「Visualコーチ」は、英語の音をネイティブの口の形と動きで確認する映像コーナー。
ターゲット音を中心に、英語の音を視覚的に認識するためのトレーニングを行う。
「活用編」では、基礎編の内容を踏まえたイディオムや会話が収録されおり、聞き取った英語を書き取るディクテーション形式で学習を進める。
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プロのナレーターの発音・スピード調整も可能
収録された音声は、テレビやラジオで現役ナレーターを務める、11名のネイティブによるもの。
再生スピードは調整することができるため、自分の理解度に合わせ、段階的にネイティブのスピードに慣らしていくといった進め方が可能だ。
また、パソコン学習ソフトならではの機能として、「学習履歴」やつまずいた単語・英文をまとめておける「マイフォルダ機能」なども充実している。
自信を持ってリスニング指導にあたるため、またALTとの円滑なコミュニケーションのために、まず教員自身が高めておきたい英語を「聞く」力。
効率よくリスニングスキルを向上させるツールとして、活用してみたい。
2010/10/04
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