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    英語を正しく発音するためには次の形を覚えれば十分です。

基本形
「開く音」の形 (aunt, box, dog)
「突き出す形」

 口の基本形
  1.唇を閉じた形
  

 これが英語の基本形。
 軽くほほえむ時のように唇を
 軽く引きつける感じ。


 
  2.少し唇を離した形
  
   mouse over for a smile

 にっこりして話をする感じ。

 「狭い音」は、このくらいのアゴの下げ方
 で発音する。



 開く音 a   aunt の a
    1.言い始め
   
 「エ」で言い始め、
    2.言い終わり
 
 この形になるまでアゴを下げて発音する。

 「エ→ア〜a 」と音が変化するように、
 アゴを下げながら発音する。


 ※「エ」の強さは人により異なる。

  ■耳で確認

 fan
 開く音 a はアゴを下げながら「エ→ア〜a 」と音が変化する。
 下げる分だけ u より長い。

 Fun? Fun.
 狭い音 u は、アゴを動かさずに発音するので音が変化しない。

 開く音 o   box の o  -- 開く「あ」
   1.言い始め
   
 前の子音により始めの開き方は
 多少異なるが、
   2.言い終わり
   

 「あ」よりもアゴを下げて発音する。

 アゴを下げる目安:

 「お〜」と言いながら声が a に変わる
  ところまでアゴを下げる。

 下げすぎに注意!

  ■耳で確認

 bond
 アゴを下げながら「ボ〜アンド」の感じで、
 音が変化するように発音する。

 bun
  狭い音 u は、アゴを動かさずに発音するので音が変化しない。

 開く音 o  dog の o -- 開く「お」
   1.言い始め
   
 前の子音により始めの開き方は多少異なるが、
   2.言い終わり
 「お」よりもアゴを下げて発音する。

 下げ方は上記 o とほぼ同じ。
 「お」になるように唇を少し丸める。

  ■耳で確認

 dog
 アゴを下げながら「ド〜ッグ」の感じで、音が変化するように
 発音する。

 突き出す形
    
    mouse over (↑)
 ・r g,
 ・sh, ch
(2文字の子音)
 ・
狭い音+r

  などはこの
  
突き出す形で発音する。
     
 狭い音    firm の ir, fur の ur など 
  1.言い始め (ir の i )
    
  ir は唇を突き出しながら発音する。
  2.言い終わり(ir の r)
 
 r で唇を更に突き出して、
 声はドーム状に響かせる。

  ■耳で確認

 firm

 fur
 ir は「アー」よりも「ウー」に近い。
 ur, er なども同様。

 
日本語の「ファーム」は口が開きすぎ。
 通じにくい。Amy さんの口の形で発音する。
  ■比べてみよう

 firm - farm, fur - far
 ir, ur ar の響きを聞き取り、アゴの下げ方を区別してみよう!

 ドーム状
 30音トレーニングでは、
 上歯茎の後ろの空間を「ドーム状」と
 呼んでいる。(
赤い丸付近) 

 英語はこの空間と鼻に響かせて
 発音するので、日本語よりも丸みの
 ある響きになる。

                              ※Amy さんの写真は「30音DVD」より転載
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